■宿命の鑑定方法について

宿命鑑定は、その人の生年月日(時間)と性別によって行います。
現在われわれが使用している暦は、グレゴリオ暦という太陽暦ですが、鑑定は、定気法による二十四節気を根拠とした、自然界と密接な関わりのある干支により表された干支暦により行います。
太陽と月の運行は、人間の誕生とともに人間に多大な影響を与え、その後もその位置によって様々な影響を及ぼすと考えられるからです。
生年月日(時間)により導き出された四柱八字(主に三柱六字)の干支からなる陰占星の組み合わせにより、その人の持って生まれた宿命を分析します。
その後の運命に関しては、宿命から導き出される大運と、その年の歳運との相互作用から、そのときにとるべき現実行動を判断していきます。
また、陰占星から導き出される十大主星や十二大従星の陽占星により、その人の持つ資質と能力、エネルギーを分析していきます。
その結果、運気の流れを克明に読み取ることができ、人生への適した対処方法が見出されることでしょう。

よく、生年月日が同一の人は、運命も同じなのかという質問を受けますが、決してそうではありません。
それは、現実の人間社会で生きる上で、その人の選択した環境(又は与えられ環境)と、宿命の相互作用が運命になるからです。


■鑑定結果の活用について


成功者は、皆自分の宿命を理解して人生を歩んできたのか?もちろん、決してそうではありません。
一般に成功者といわれる方を分析してみると、不思議と、その人の宿命が充分に生かされていることは、全くの偶然とは思えません。
宿命鑑定は、人生の壁にぶつかったときや迷いが生じたとき、自分の選んだ道を信じ、精神的な支えとなり、前向きに人生を送るために後押ししてくれる存在であるべきものと考えます。
世の中は、目に見える部分以上に、目に見えない精神的な部分が重要な意味をしめているはずです。
精神の安定を欠いていては、自己を保つことが困難になり、良い結果が得がたいものとなってしまいます。
自分の歩んでいる道を客観的に分析することは、大きな意味のあることのはずです。
宿命に逆らった生き方は、幸福感のある人生を築くためには、できる限りの修正が必要になります。
充実した人生を送るためにも、是非活用されてみてはいかがでしょうか?






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